前穂高岳の標高は 2910mです 
標高 2170mの岳沢小屋まで ほとんど真直ぐに降ります。 その差 740m
 
前穂高岳を10時23分に出発して紀美子平に着いたのが10時46分
23分で紀美子平まで降りてきた。ガスがかかっていました。
 ほとんどの人が昼食中でした。  気温は18度 
群馬県立中之条高等学校の登山部の連中も休憩中でした。
高校生 頑張ています。
 
私もお弁当にした。
穂高岳山荘のお弁当です。「朴葉ずし」。朴の棄にくるんだ寿司が2個 あゆの煮物が1尾。朴葉ずしとは、朴の棄に竹の子、鮭の切り身、椎茸、紅ショウガなどをのせた寿司飯を包んだ美濃地方〜木曽地方にかけての郷土料理です。
美味しかったなぁ〜
  
群馬県立中之条高等学校の登山部は。
前穂高岳には登らないまま下山しました。

11時12分 
紀美子平を出発。 
    紀美子平には26分居ました
  
 
何箇所か鎖が設置されています。慣れている石鎚山の鎖と違いロープでも代用できそうな程度の鎖です。
角度も石槌山ほど急でもないので 難なくこなせた。


11時19分 おばちゃん4人組みが登ってきた。
穂高岳山荘までいくらしい もうへとへとで たどり着けるか心配だ。
ガスがかかって 後ろのハシゴが見えずらい。

       11時23分 ハシゴが架かっている。 
       「登った先はどうなるの」と思いそうだが 
       左に回りこむ細い道がついていました。
  
紀美子平までは 何とか見えるが
 前穂高岳はガスの中でした。
11時27分 雷鳥広場に到着 ここは標高2750mです 
 紀美子平から 15分ほどで 150mを下る。
   

ここで休憩 20分ほどのあいだに下ってくる人 登る人いろいろ出会った私と同じようなスタイルで登ってきた。「同じですね」と声をかける。もちろん一人で行動をしていて カメラを首からぶら下げている。山登りが趣味か? カメラが趣味か? 私のように両方か?。
紀美子平から上は ガスの中だった。

群馬県立中之条高等学校の登山部の11人は
眼下で休憩中でしている(望遠レンズで撮影しています。)
 
 

尖がった尾根を歩く。
緑が広がって かなり降りてきたなぁと思う。
今まで どんどん降りてきたが、ちょっと足がおかしい。
ゲクガクする訳でもないが、少し違和感がある。
無理をせず ゆっくりと降りることにする。
12時25分 岳沢パノラマに到着 標高は2600m
紀美子平から310mも降りてきた。

岳沢パノラマに腰を下ろしていると つぎつぎと登山者が下っていく。この人たちは 時間的に考えて涸沢から登ってきたのだろうか。穂高岳山荘からは 私が最後の人ぐらいゆっくり歩いているのだから

岳沢パノラマの直下に岳沢小屋が見える。
今日はここで宿泊です。もう少しなので 気分もらくです。

携帯を覗くとアンテナが一本立っている。
山に来てはじめての症状だ。早速 妻と連絡を取る
「元気だからね」電波状態が悪い。
会社にメールを打つ。返事が来る。
下界と繋がっていることを実感

13時14分 出発 岳沢パノラマで49分休憩
  
 13時23分 重太郎新道は中々の曲者でした。
 見た目にはそんなに 足がすくむほどのものではありません。
 晴れているので ぬかるんだり滑ることもない。
 ただ これから下に真直ぐ下るのが1時間ぐらい
 長丁場なので足がやられる。若くないのだから ゆっくりと 降りたので 足にはあまり影響はなかった。
13時34分 危なそうなところは ちゃんと梯子もある。 
 上下一本道だから 団体さんがかち合ったら 大変だろうと思う
中高年のオバサンでも何とか下っています。
 途中で道をゆづってもらった。この人たちは 遅い!
 


13時39分 カモシカの立場 標高2450mです
 16分で 150m降りた。
 カモシカがいるのかなぁ いたら絵になるだろうなぁ ---ひとりごと---

13時59分 長い鉄の梯子。


14時16分 岳沢小屋が目前に しばらくはお花畑の中を ジグザグに降りていく
沢のところで 群馬県立中之条高等学校の登山部と出会う
 1年生の2人が足を痛めたらしい。
岳沢小屋(だけさわごや)は、長野県松本市の上高地から岳沢を前穂高岳へ登る登山道にある山小屋。標高2,170m地点にある。
平成18年豪雪により発生した大規模な雪崩で、2006年1月に建物が全壊、同年4月に経営者が事故死したことも重なり廃業へと追い込まれた。岳沢ヒュッテから紀美子平までの重太郎新道は、日本アルプス屈指の急登で、途中に水場もないので利用の場合(特に登りの際)は水補給が必須とされたが、廃業により水補給やトイレ利用も不能となった。しかし、2009年4月に槍ヶ岳山荘などを経営する会社、槍ヶ岳観光が小屋を再建することを発表。「岳沢小屋」の名で2010年7月23日に営業を再開した。規模が非常に小さい小屋となり宿泊には予約が必須となった。
2010/08/07 14時36分 岳沢小屋到着  営業再開から15日目
 営業を再開したのを知って、ぜひともここに泊まりたいと思い予約する。

標高2170m
 紀美子平から 3時間24分 ガイドブックは2時間30分
ここまで降りてきても まだ石槌山より標高が高い!。
穂高の山は なんという山だ
岳沢小屋で一番先にしたことは 水を飲んだことだ。
入り口に流しっぱなしの水ある。 冷たい すっごく冷たい!
雪渓の水だから 手が切れそうだ。
奥穂高山荘でペットボトル2本は汲んできたが、ほとんど飲んでしまった
 ここまで水場はない。

水は無料だったがので たらふく飲んだが 喉の渇きがもうひとつだ
 ポカリスウェットは300円 迷わず頂くことにした。
群馬県立中之条高等学校の登山部の男の子達は
元気だった。トランプに夢中
たくさんの人が休んでいるが ほとんどが上高地に下る人たちです。
 まだ15時過ぎなので 時間は十分あります。  中之条高等学校の登山部も降りていきました。テェックインをして 宿泊棟に案内してもらう。
夕食までにまだ2時間もあるぞ!!
外で宿泊者と雑談

77歳のおじいちゃん。一人で来ている。 明日は4時ごろから前穂高に登って 上高地に下るピストン60過ぎに手術をしてから登山に芽生え ヨーロッパも行ったが年になったので この辺に登っているとのこと。私も見習って70歳までは登山をしたいね。

67歳 東京の画家(趣味で)
名前は知らないので画伯(67歳)にしておこう。画伯は絵の題材に山を選んだ 若いときに穂高で遊んでいたので今回スケッチにやってきたと言う。昨日は西穂高で一旦上高地に降りてから岳沢小屋に来た。明日は上高地に下ると言うので画伯と行動をともにすることにした。布団は隣でした。

富山の登山愛好会6人 
明日は奥穂高山荘で翌日は ジャンダルムへ登頂 その後 西穂高へ このコースは道が荒れていて上級者でないと危険なみちです。
メンバーは女性も含めて 30人ぐらい居るようですが。 今回は猛者ばかりの挑戦になったとのこと。
  
17時41分 夕食 
 画伯と連れ立って食堂に行く。 中年のご夫婦と相席になった。 明日は前穂高-穂高岳山荘だと言う。 重太郎新道は「登るほうが楽」 だからこのコースにした。
 味噌汁とご飯はお代わり自由だった。おいしかった。
19時11分 画伯とヘリポートあたりまで散歩に出かけた。ガスがかかっていて展望はなかった。部屋に帰ると 富山の6人が酒盛りをしていた。
40代〜60代後半の男たち 女の話で盛り上がっていた。
20時30分 消灯