2日目 | |||
大阪駅 22:440 - 5:55 甲府 6:52 - 8:07 広河原 8:18 | |||
5:55 予定に時刻に甲府の駅に到着 思ったより大きくてきれいな街でした。 甲府についてまずすることは 駅のロッカーに不要な荷物を預けること バスの中で食べ残したお菓子。PSP、スリッパ、本、など 300円を入れて鍵を抜く。 (帰って来て気が付いたのですが1日300円だった。 600円追加料金が表示されていた。バカヤロー!! 新居浜駅なんか 車 1台が300円だぞ!) |
次は食料の手配です。ローソンを見つけた。 朝食、昼食、腹がへった時の食料、茶、など 購入 (山梨のシンボル。甲府駅前の巨大な武田信玄公像。) 甲府の気温25度 標高は300m |
そして 駅周辺でウロウロすること そうするとタクシーの運転手が声をかけてくれ るはず。ブログにそう書いてあった。 駅の近くで荷物の整理をしていると 運転手さんが来た。 「おー来た!来た!」と思いながら素知らぬ顔でいると 「どちらまで行くんですか?」 「北岳です」 あとは 予定していた通りの会話 バスだと2000円 タクシーで4人だと1人2000円 タクシーの方が早いよ あと3人集めるからここで待っててよ 大阪からのバスが入ってくると運転手さんが 声をかけ始めた 2人の女性を連れてきた。 「1人4000円になるけどいいかな?」 |
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もう1人男性がいたのだが別のタクシーで 行ってしまった。 (この人と山小屋で出会う事になる) 6:52 タクシーは広河原に向かって出発 山は雲に覆われている 7:32 芦安のゲートに着きました ここからは一般車両は入れません。 |
トンネルを抜けると天気がガラリと変わった 同乗の女性から歓声が上がった。 |
この婦人たちは今日は御池小屋までの行程だ 広河原から3時間足らずです。 ゆっくり歩いても昼前に着く 無理してタクシー に乗らなくてもバスでも間に合うようだったのだが・・・8:07広河原に到着。タクシーだと1時間15分で着く |
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登山者の姿はほとんど見えない。 我々が遅いのだ。 2010年 広河原アルペンプラザが新築になり 名前も広河原インフォメーションセンターになり ました登山届けを提出して8:15登山開始です。 気温18度 広河原標高 1529m 北岳3193m 差1664m 今から 登ります |
北岳が顔を見せました。 気持ちと 足だけは 先へ先へと向かいます 本当はストレッチをして体をほぐして 出発しな ければならないのですが完全に忘れていました。 目の前に青空と雄大な山が見えている ですからちょっと 無理ですね |
8:21 広河原山荘 橋を渡ると広河原山荘があり、そこから登山道が 始まる。 |
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水場です。朝食にしましよう。 てりやきバーガーとサンドイッチを頂きました。 コーヒーを買うのを忘れていました。 |
白根御池分岐 左に行くと大樺沢経由での北岳行き、二俣2時間 右側を登ると白根御池3時間 広河原20分 |
大樺沢の右岸を進みます。 登山者が多いので登山道のメンテナンスは しっかり出来ています。危ないような所はありません |
北岳までの登山道はまるで「花図鑑」のようである もう咲き終えた花もある
今を咲き誇っている花もある 今からと蕾を膨らませている花もある
標高の低いとこるから高山まで咲いている花もあれば 「北岳草」のように 特定の場所にしか咲いていない花もある
四国の山で咲いている花も名前が違ったりする もっと時間をかけてゆっくり眺めながら登りたいものだ
花の名前については自信がありません 間違っていたらごめんなさい。
ミヤマアキノキリンソウ | ホタルブクロ。 | キツリフネ。 | タカネイブキボウフウ | クサボタン (草牡丹) |
ミヤマハナシノブ。 | ヤマハハコ【山母子】 | ミヤマシシウド(深山猪独活) | タカネグンナイフウロ | ミヤマハナシノブ |
パイプの橋です 登山開始から1時間が経過しました 下山者に声を掛けると 今朝の北岳は 雲ひとつない快晴だった 誰もが口を揃えて今朝の天気を絶賛する しかし昨日は昼の1時過ぎから土砂降りの 雨だったようだ。これには閉口したようだ。 |
10:00 2つ目のパイプ橋 ただひたすら登って来ました。 途中には花が咲いているので 退屈することはありません。 北岳からの下山者ともすれ違います。 会話を楽しむ事も出来ます。 |
10:29 谷を登る 地図で確認すると この谷を真っ直ぐ登るようになっている 地図ではほんのちょっとだが 気が遠くなるほど続いている。 先は雲(霧)で見えない! かすかに雪渓のしっぽが見えているようです。 |
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二俣 10:48 広河原から2時間33分かかりました 標高2209m 広河原からの標高差680m 広河原からの歩数は 6416歩 |
ここが分岐になる @広河原まで2時間 A八本歯コル2時間30分 北岳山頂3時間30分 北岳山荘4時間 B北岳肩の小屋3時間 北岳山頂3時間40分 C白根御池小屋30分 公衆トイレもある 多くの登山者が休憩をしている。 |
沢の冷たい水も流れており 顔を洗うと生き返る
気温は21度です 雪渓から吹きおろしの風が冷たくて 心地よい。 お弁当にする。ローソンの助六寿司 398円 おにぎり2個頂く。 |
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現在地 11:02出発する。予定表は11時です。 予定通りになっています 次の目的地は八本歯のコル 予定では2時間かかります |
11:35 雪渓とお花畑 気温は21度 疲労感はありません。足も大丈夫です。 四国では夏に雪渓など見ることがないので わくわくしています。 お花畑もいいでしょう。 |
12:13
岩の登山道 岩についたペンキを注意深く見ながら登る。 浮いた石もあるので 気を付けなければならない 落とすと 下から来る人に当たる |
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クガイソウ | イワオトギリ | ミヤママンネングサ | ミヤマミミナグサ | カラマツソウ | |
12:36 現れました ハシゴです。 はじめの1本2本は何でもないのですが |
12:37 ちょっと気を引き締めて登らないと | 12:53 もうイヤになった。もう20分もハシゴ ばっかりじゃん。 私と同年配のご婦人がいた ちょっとキツそうでした。 |
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13:04 八本歯のコル道標 標高2870m 広河原からの歩数11042歩 気温22度 北岳山頂1時間20分 北岳山荘1時間20分 間ノ岳約3時間 ボーコン沢ノ頭1時間15分 池山小屋約3時間 二俣1時間20分 広河原約3時間 |
←本日の記事 「南アルプス山系の北岳(3193メートル)で登 山中に行方不明になっていた神奈川県警戸 塚署調査官兼警務課長(50)の遺体が4日、 岩壁「北岳バットレス」中間部(約2600メートル) で発見された、死因は胸部骨折による内臓損 傷で滑落したとみられる。」 八本歯のコルで道に迷って こちらの道を行っ たらしい 道標ではボーコン沢ノ頭となっているが 同じような道なので行ってしまったのだろう。 思い違いを訂正してくれる人がいない。 単独行の恐ろしい所だ。 ご冥福をお祈りします。 |
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山のてっぺんまでハシゴがある。 |
サァッーと霧が走って北岳山荘が見えた。 今夜泊まる山小屋だ。その前に日本で2番目に高い山 「北岳」に登らなければならない。 |
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13:17 最後のハシゴ みんな疲れていて足が 進まない。渋滞ぎみですね。 |
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ハシゴの先はもうないのかと思えば まだ登山道が 岩山を越える |
そしてまだまだ続く 霧で上が見えない。 |
13:43 トラバース道分岐 北岳山荘50分 間ノ岳2時間30分 八本歯のコル20分 北岳山頂50分 次々と到着して10人余りがここで休憩した。 北岳山荘まで後1時間足らずとなると安心もする 時間も十分ある。北岳山荘までは登らなくてもいい |
私は今日 北岳に登り 明日は反対方向の間ノ岳に向かわなくては ならない。のんびり出来ないのです。 半分以上は北岳に登るのかと思えば 誰も登ってこない 結局 私1人で北岳に向かう。 |
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キンロバイ | チシマギキョウ | イワベンケイ | |||||
イブキジャコウソウ | タカネコウリンカ | ミヤマシオガマ |
14:10 吊尾根分岐 標高3083m 広河原からの歩数計12812 気温15度 北岳山頂20分 八本歯のコル30分 北岳山荘50分 北岳山頂までの標高差は110mとなった。 誰もいない。霧で視界が悪い。ちょっと不安。 迷わないで歩こう。 森林限界を超えているので木はない |
↑ 14:31 山頂が見えてきました ← 14:34 北岳山頂です。 人がいました。5人います。 |
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14:34 北岳山頂です。 セルフタイマーで撮影 ただ「北岳の山頂に来た」というだけ。 日本で2番目に高いところに立っているという実感は全くありません。 周りがみえて すべての物が眼下に見えると「北岳だ!!」と思うのでしょうが。 ある程度の予想はしていました。山は午前中が勝負なんですね 昼から遠望出来ることはめったにありません。 北岳肩の小屋で宿泊して 翌朝登頂するのがベストなんですね だから多くの人は二股で右股コースに行くんですね 楽だし |
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北岳山頂のパノラマ 結構広いでしょう。 標高3193m 気温16度 広河原からの歩数14280歩 15時02分下山開始しました。頂上に居た時間25分 |
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登山道は霧の中です。 同じ道を登ってきたのですが逆の方向になると 「こんな道だったけ」と思う |
「北岳」貸し切り状態です。 誰にも会いません ちょっと遅い時間 なんでしょうね。それに北岳に登っても 何にも見えないのがわかっているから 行かない!! |
15:44 分岐の道標 北岳山頂40分 北岳山荘20分 間ノ岳約2時間 八本歯のコル50分 ここから1人 連れができました。 翌日までご一緒しました。 |
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キバナシャクナゲ タカネツメグサ クロマメノキ | ||||||||
16:08 北岳山荘到着 標高2900m 予定では16:00になっていました。 予定どおりかな。 広河原からの歩数 18053歩 思ったより少ない 足も大丈夫。 山荘はひっそりと静まっていた 人もほとんど見えない。 霧が流れているのと 視界が悪いからか? |
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もうすぐ北岳山荘です | 。 | |||||||
北岳山荘 北岳と中白峰の鞍部、標高2,900メートルにある山小屋。収容人員150人。 北岳稜線小屋の過密利用の解消と南アルプス北部における安全登山などの指導拠点として1978(昭和53)年7月、山梨県が建設した。鉄骨2階建て。食堂の利用人数は1度に60人。7月中旬以後、客室からは富士山の左方から上る日の出が望める。夏山シーズン中は、昭和大学医学部の診療所が開設される。キャンプ指定地で、80張り可能。 |
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まずは受付で宿泊を申し込む 今日はどこから来たか 明日はどこに泊まるか など記入項目がある 予約をしていたが部屋割りは 先着順のようです。 公衆電話とテレビがある。 テレビは天気予報チャンネル 曇りですが 南アルプス市の予報でした |
売店ではおみやげ品 ジュース 缶詰など販売している。 赤いキツネ350円 生ビール900円 熱燗500円 桃缶300円など |
缶ビール500円 ワイン500円 缶チューハイ300円 缶ジュース300円 ペットボトル400円 お湯500ml100円 お茶500ml150円 パン200円 粉ポカリ200円 JOYJOY300円 |
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はじめ案内されたのは「間ノ岳ホ−1」の場所 屋根裏部屋のとんでもないところで 座ることもできない所 「寝るだけなら何とかなる」 「1人布団1枚だからまだいい」 とあきらめていた。 |
30分時余りすると山小屋の人が 「団体予約の方が来ないので下に移ってください」 と案内されたのはゆったりスペースの場所。(ザックの置いてある所) 隣は荷物置き場でラッキー 靴もナイロンの袋に入れて枕元の棚に置く。 隣は山小屋まで一緒に歩いてきた人 同年代の人で日本100名山を登頂しいま300名山であと少しに なっているとのこと。聞いてみると独身。そうでないと出来ないよ 甲府の駅でタクシーを断った人だった。 1人タクシーできて13000円払ったそうだ。 その隣は夫婦で明日は大門沢小屋とのこと。同じだ。 |
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食事も済んだころ 韓国人登山者が何人か 到着 例の屋根裏部屋に入り込んだ。 別の韓国人一行も居る 大きな声でしゃべっている。 ネットで韓国人のマナーの悪さが 問題になっていた 「やっぱり」と思う 私にまで災難が 降りかかってきた。 携帯電話は使用出来ました。auの人は 小屋から外に出ないと使用できないと 言っていた。ソフトバンクはダメだろう。 8時 消灯 おやすみなさい |
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17:40 夕食に行った。小屋に着いたのが 遅かったので2番手の食事だ 一度に60人ほど座れる |
夕食は魚を中心にサラダなど みそ汁も付く ご飯のお代わりは自由だ 美味しかった。お腹いっぱい食べた。 元気が出るね。 |
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