牛車道を歩く | . | 2013/05/12 | . | ||
立川から石ケ山丈 |
牛車道とは 明治13年(1880)に完成した目出度町から銅山越、角石原、石ケ山丈、立川中宿、登り道を経由して新居浜口屋へと至る 全長約28`bの牛車道は、ラロックが提言し、廣瀬宰平が推進した別子近代化起業のうちのひとつでした。 開坑以来の仲持による人肩運搬路に代わる新車道で、搬送には廣瀬宰平の故郷近江の牛を使い、明治14年(1881)当時、 18頭の近江牛が従事していました。 牛車道の完成で、別子〜新居浜問の鉱石や物資輸送が大変便利になりましたが、後年の別子鉱山鉄道や索道の完成に より牛車道の重要性は薄れ、明治26年(1893)に牛車運搬は廃止されました。 現在、旧別子側の牛車道跡は登山道として、また、新居浜市側立川町付近の牛車道跡の一部は舗装され周辺住民の生活道 として利用されており、石ケ山丈付近の牛車道跡の一部は林道などに利用されながら残されています。 (歓喜の鉱山91ページ)より |
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「歩くばぁ あんたんじゃけん」 牛車道はほとんど林道になっています。 何箇所か危ないところはあるが 体力があれば 歩けます 「知力はいらんけん」 |
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キロ数 | 時間(分) | 備考 | |
@〜A | 1.48 | 44 | Aは龍河神社 旧道を探して歩いたので時間がかかった |
A〜B | 1.79 | 54 | Bは索道場 |
B〜C | 1.44 | 36 | |
C〜D | 1.26 | 25 | |
D〜E | 0.64 | 20 | |
E〜F | 0.53 | 12 | |
F〜G | 0.86 | 21 | |
G〜H | 0.58 | 14 | |
H〜I | 0.82 | 19 | |
I〜J | 0.42 | 9 | |
J〜K | 0.97 | 17 | |
K〜L | 0.82 | 19 | Lは沈砂池の下 |
L〜M | 0.50 | 16 | |
M〜N | 0.99 | 27 | |
N〜O | 0.77 | 18 | |
合計 | 13.87 | 351 | 距離 13.8Km 所要時間 5時間51分(休憩含まず) |
@からBまで
7:08 出発 車の前に 案内板が見える |
道は舗装されていて住民の生活道になっている 民家の軒先を通り 石垣の道 風情を楽しむ |
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7:23 植林地帯の道になり 上部に石垣が見える | 古道らしき道を発見したので こちらを歩く | 竹林の中に石垣 民家があったようです | |||||
7:55 龍河神社の境内に出た | ここからは 林道を歩く | 7;59 携帯電話の中継基地 ここまで道はきれい で車でこれます。 |
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中継基地からは通行が無いのか荒れています | 牛車道を偲ばせる石垣があります | 8:21 ここで道が崩落し迂回しますが看板 | |||||
8:27 端出場発電所の道水路にでます | 草むらに当時の道水管が残っています | 草が茂っていますが 難なくあるけます | |||||
端出場発電所の道水路については 春秋氏が詳しいホームページを作っていますのでこちらをご覧ください | |||||||
8:46 2・3年前の台風で崩れたところ 少し危ない | 8:47 林道に出る この道は現在も活動中 | ||||||
眼下にはマイントピア別子が眺められます | 8;57 ここで折り返しになる 地図のB地点 | B地点は索道のポストがあった所で痕跡を探し 9:40まで探索をする |
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BからLまで
9:40 がけ崩れ現場 復旧していました | 9:43 鉄橋が架かっていました | 9:54 のどかな歩きです | |||||
10:10 Cの地点 Bから36分 のんびりペースか | 10:11 竹やぶがきれいだった。 | 10:43 石ケ山丈と端出場の索道ポスト | |||||
11:04 尖った山は犬返し 向こうに新居浜市街 | 11:24 つづら折れの牛車道 | 11:39 マイントピア別子が眼下に | |||||
12:01 魔戸の滝から上がってきた林道と合流 ここから先は林道が荒れてくる |
12:09 軽の四駆が通れるかな? | 12:33 草木も覆いかぶさってくる | |||||
12:42 車は無理 通行できません | 12:44 林道がありません かなり前から崩れていた | 12:47 沈砂池の直下 休憩 お弁当にする | |||||
Lから石ケ山丈まで
13:02 15分ほどの休憩で歩き始める | 早速道が崩落して斜面になっている。 | 正面に端出場発電所道水路の石垣が見える | |||
沈砂池の排水路と交差します。 | 端出場発電所道水路の排水路とも交差 | 端出場発電所道水路がトンネルに入ります | |||
13:17 Mの地点 | この辺の石垣の石はとてつもなく大きい | 13:27 石ケ山丈・沈砂池間の登山道と交差 | |||
石楠花 つつじ などに道を占領されている | 看板が草木に埋もれていました | 13:43 Nの地点 最後のターン | |||
Nの地点 突き当たり崖道にイゲタのマーク | N〜Oは魔戸の滝から西赤石の登山道になっている ので 比較的歩きやすい |
下にもう1本牛車道が石ケ山丈を目指しています | |||
いやぁー 疲れた と言うより 嫌になった 結構 単調な道なので(一部がけ崩れ・藪があったりするが)忍耐勝負ですね。 立川を7時8分に出発して石ケ山丈に着いたのが14時02分 6時間54分かかっています。 索道場などの探索時間があったので 実際歩くだけなら5時間51分となっています。 地図上で測ると13.9kmとなっています。 標高差730mほどです。 牛車道は これから上部鉄道を通り角石原へ それから 銅山峰を越え 旧別子の目出度町 にある永久橋(栄久橋)まで続きます。 牛車道の全長は28kmとなっています。石ケ山丈から角石原までは5.5km 角石原から永久橋まで8.5km 角石原から永久橋までは所々痕跡があるぐらいでまだ判っていません 1本の線で結んでみたいですね。 |
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14:02 石ケ山丈 やっと着きました。 | |||||
帰り道
14:03 石ケ山丈 14:16 沈砂池 15:37 端出場発電所 帰りは早かった 1時間30分余りで県道まで降りた。 端出場発電所の鉄管道を降った。 藪になっておる所もあるので 迂回しながら降りる。 |
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