3日目 | 2013/08/01 | ||
5:42 出発ロビーはごった返していた。 ほとんどの人は下山する人です |
5:46 朝食 みそ汁・ご飯はお代わり自由。 夕食は時間が決められているが 朝食は 5時からの先着順 この天気なので ゆっくり食事にした |
トイレは微生物を利用したバイオトイレと ヘリコプター運搬式の便槽を利用した カートリッジトイレがある 我々は南館がったがどちらだったのだろう。 |
|||
ほとんどの人が出発していて ロビーのストーブの周りに何人かの人影。 外は雨 強風 横から下から 吹きすさぶ。 今日は槍ヶ岳は誰も登っていないだろう。 槍ヶ岳に登りたい人と連泊を決めた人もいる。 大阪の田路さんと言う 元気なお爺ちゃんが西鎌に向かったて行った。 強風のため一時は見送ったのですが 少し風が治まったので行けると判断したのだろう 香川の青年と友人 岳さんもいる。 山頂登頂と大キレットを行く連中だ。 外は時折 強風 雨 コンディションは悪い。 ロビーは清掃が始まった。 邪魔にならないように移動をしながら天候の回復を待つ。 何人かは南岳小屋を目指して歩いていったようです。 |
|||||
10:45 雨は止んだ 風はまだ強い 「穂先 行って見ますか?」岳さんから声が かかった。あわてて支度。カメラ持って飛び 出す。岳さんはもう居ない。 槍の根付けの鞍部は横殴りの強風だ。 取り付くと 風は幾分弱まったが 時折吹き抜ける。 |
小屋で待機していた 親子3人が岩場に取り 付いている。 お母さんとお兄ちゃんと娘さん。 娘さんは千葉に住まいしている。 |
強風になると 岩陰に見を潜めながら頂上を 目指す。 ガスで視界が悪く いま どの位置に居る のかもわからない |
|||
最後の垂直のハシゴだ。風はない。 一気に登る事にする。 下山道に3人の人影がある。 ヘルメットを着け 体をロープで結んでいる。 一人は登山ガイドさん 残り2人は登山客だ 11:00 槍ヶ岳(3180m)登頂 日本で5番目に高いところだ。 岳さんがいる。千葉の親子の記念撮影 |
|||||
11:03 そして 私も撮って頂く。今回の登山の第一目標は 槍ヶ岳登頂。 残念なのは 展望がきかないことだ。 ガスが無ければ360度素晴らしいパノラマが広がっていることだろう。 良いこともある。山頂は 我々5人の貸し切りです。 渋滞もなかった。15分で登っている。 風が無く 撮影も無ければ10分で登れるかな?。 渋滞すれば往復2時間もかかるらしい。 |
|||||
下山開始。奥に見えるハシゴは登りのハシゴ 下山道を下る。風も止んだ。 ガスは立ちこめたままだ。 |
11:27 鞍部に着く。 後ろには槍ヶ岳山荘が見える。 槍ヶ岳登頂のセレモニーは終わった。 恐怖心もなく、ワクワクしながら登れた。 岳さんはどっかに行ってしまった。 何回も登っているので「登るんだったら付き 合うよ」と行ってくれていたので 私たちの ような感動は無かったかな。 親子組のお母さんは ドキドキで登ったよう でした。 |
槍ヶ岳山頂から降りて来ると岳さんが 南岳 まで行くと言う。キッチン槍でお弁当を食べる。 (慌てて食べたので写真の撮影をしていない 他のHPから拝借)封筒に入れて渡された時は これぽっち と思ったのですが 竹の皮に包まれた弁当を食べると 結構な量 だった。おこわの炊き込みご飯で腹もちもよい この山荘の名物ということでした。 |
|||
風はややあるものの 雨は止んだ。 とりあえず 南岳小屋まで行くことにする。 3000mの山が連なるが 比較的歩きやすい。 私は岳さんにはぐれないように ついて行くだけ。 |
11:58 昼まで待って出発です。 登山ブログ、香川の青年は まだ小屋に居たようでした。 テント場の間を通って槍の肩から下りていく。 雲の切れ間から青空も見えますが すぐガスがかかります。 |
||||
12:03 飛騨乗越((ひだのっこし)と読む 日本一標高の高い峠で標高は3020mある。 写真にはポールの頭だけが写っている。 槍ヶ岳が姿を現した。あわててシャッターを 押す一瞬で隠れる。 飛騨乗越からみた槍ヶ岳です。 |
12:17 大喰岳 3101m(おおばみだけ)と読む 本日2座目の3000mの山 早くも到着です。日本で10番目に高い山です。 槍・穂高連峰の一峰で付属的な山とみなされ「…百名山」などに名を連ねることが無い。 難読の為もあるのか あまり知られていない山です。 |
||
ツガザクラだ。銅山峰のツガザクラとは種類 が違う。アオノツガザクラと言うらしい。 やや終わりかけていたが 岩陰に咲いている。 銅山峰のように群生している感じではない 12:37 大喰岳を振り返る。元の写真を拡大 すると登山者が4人確認できる |
12:44 中岳 3084m 本日 3つ目の3000m級の山です。 山頂にある道標は文字が消えています。 「中岳」 なんと何処にでもある名前ではないか 槍ヶ岳と南岳との間にあることからこの時に中岳と命名したとされている もっと考えて名前を付けてくださいよ (西赤石山と前赤石山の間のピークを物住頭と命名した伊藤玉男さんは偉い) 岳さんに写真だけ撮ってもらって即 出発 |
||
中岳から歩いて30分ぐらいの所。 ガスが抜けると山々が顔をだす。あわてて 撮影したが 山の名前は分らない 大曲 天狗原分岐 殺生ヒュッテ下 間での登山道が一望できる |
13:11 槍ヶ岳が見えた。 写真ですとズーっと見えてると思われがちですが ほんの一瞬ですからね。何枚か連続でシャッターを押して 一番ガスがかかっていなかったのが上の写真です。 (後で聞いた話) このとき香川の青年たちが穂先に居たようです。 大パノラマが見えたと喜んでいた |
||||
あと 南岳小屋まで 10分ぐらいだ 槍が岳山荘から南岳小屋までは3000mの空中散歩だ 危険な箇所は少ない ハシゴが2連あったり 岩場もあるが 槍の穂先に登るのに比べれば楽勝である。 ただし 気を抜いたら危険が待ち伏せている。 南岳を越えると すぐ下に南岳小屋が見えてくる。 南岳を越えると すぐ下に南岳小屋が見えてくる。 |
|||
13:45 南岳(3033m) 本日4つ目の3000mの山 日本で18番目に高い山 撮影は岳さん 今日は私の専属のカメラマンのようでスミマセン。 槍ヶ岳には無い 三角点がある。 |
|||
まず 受付を済ませる。 岳さんの情報では「連泊の人を会わせて今のところ16人ぐらい」 との事 小屋の収容人数は80人 今日もゆっくり眠れそうです。 受付を済ませると ペットボトル500mlの水をくれた。 この小屋は水道から飲み水が出ないのですね。 歯磨きや洗面をこの水ですませる。 山小屋では洗顔や歯磨きは水のみでというルールがあります。 歯磨き粉・石鹸の使用はできません 自然環境に配慮です。 入口にあるハシゴは6年前ほどまで 大キレットで使われていたハシゴ 新しいハシゴになった為 ここでオブジェとして 余生を送っている |
|||
標高 3000mの散歩
岳さんが「散歩に行く」と言うので カメラだけ持って付いて行く。 小屋の周辺はガスで ほとんど見えない。 ここからが 大キレット だ 「少し 行ってみようか」と岳さん もちろん大賛成。 崖道をぐんぐん下る。 |
|||
談話室などで 情報交換 明日のお天気は 午後から回復か? 平地でも「晴れ時々曇り所により雨」 なんてふざけた予報がでる。 ましてや3000mの山の中 大キレット の予報なんて難しいですよね。 神様は信じていないのですが こんな時だけ「神頼み」なんて 聞いてくれないよね。 せめて てるてる坊主を 吊りたい気分です。 |
||||||
17:30 南岳小屋の夕食が始まった。 ここで気があったのが 「登山ブログ」くん 友人と2人で来ている |
香川の青年と友人の顔も見える。 全部で30人足らずのようです。 ほとんどが槍ヶ岳からの客か?。 |
|||||
ご飯は山盛 お代わりもする。 山小屋のご飯には感謝ですね。 生野菜がついている。肉もある。 ご飯がおいしい。 |
部屋は槍の間 ベットは16番 上の段の 一番奥です。 20時30分消灯 今日も消灯が気がつきませんでした。 |
|||||
●「登山ブログ」くん 東京の人で Amebaブログで「ryuheyの気まぐれ登山ブログ」 を書いています。ランキングをしているらしく、「ポチっとな」 でランク10位ぐらいだ。 登山歴は浅く まだ1年。いまから楽しみなブログです。 登山ブログ君はテント泊だったようで 小屋に遊びに来ていた 南岳で足止めを食って連泊になったようです。 |
今日の歩数は 散歩も含めて 13096歩 明日に備えて このくらいが 妥当か |
|||||