西赤石山       . 2015/05/09     .
   
天気予報は 午前中 雨 午後から曇り
朝起きると 雨音がするぐらい 雨が降っている。
いつもなら こんな日は 山には行かない。  
でも 今日は 愛媛新聞の記者の人と 西赤石山のアケボノツツジの取材の案内が入っている。
ゆらぎの森の神野さんからの依頼なので 断ることが出来なかった。
13日の予定だったが 急きょ 9日にしてもらった 情報では13日まで 花が持たないと判断したからだ
東平      8:34
第三       8:44
一本松    9:31
分岐      9:54
兜岩      11:50-12:45
西赤石山   13:12-13:20
分岐      14:36
銅山越    15:00-15:21
馬の背分岐 15:47
分岐      16:24
第三      16:47
東平      16:57

同行者は
愛媛新聞の女性の記者
山は 初めて
登山靴も持っていなかった。

出発時持ち物チェックすると
登山靴 買った
手袋 なし
帽子 なし
雨具 透明ビニールのカッパ
ストック なし
弁当 持参
飲み物 持参
ザック 登山用ではないが・・
記者歴 5〜6年

   
8時にマイントピア別子で待ち合わせ 東平へ
5〜6台の車は県外車 一番奥の大きな車は福岡から9人の
グループで これから東赤石山へ、山荘泊の予定
雨は 小降り・霧雨 とにかく霧が出て 視界が悪い。兜岩に着くまでに
霧が無くなる事を願う
    
この女性記者登り始めて10分ぐらいで 根が上がった。
ゼーゼー言うし「目の前真っ白 になる」と言う。引き返す事を
提案するが「アケボノ」を撮りたいから 行くと言う。
何度か「へたりながら」一本松に着く。
上部鉄道跡を歩く間に元気を回復したのか、また登山に慣れたのか
思った以上に「へたり込み」もなく 何とか アケボノツツジの見れる
所に着く 西赤石山は霧の中
「例年の半分以下」と聞いていたが 思ったより多くてよかった
   
11:50 兜岩に着く 晴れていればお弁当の食べる場所も
ないぐらいに混雑する所が 我々二人だけ。
60代の夫婦が2〜3回シャッターを切っただけで通り過ぎていった。
傘をさして じっと待つ。おにぎりを頬張る。汗が冷えて寒くなる。
もう少し。もうすこし 山頂が 見えてほしい。
頑張ること 約1時間 やっと 全貌が見え出した。
   
一瞬に近いぐらいの山頂の顔出し
一眼レフのカメラを遠くに置いていたから
ポケットにあった小さいカメラで撮影する
    
兜岩から西赤石山はとにかく直登。 厳しいことで知られている。細い道が一本で足場が土で滑りやすい
今日は誰も居ないだろうと思っていたら なんとツアー客が上から降りてくる。ほとんど60代から70代だろうか
お化粧も雨で飛んじゃって ようわからん顔だ。大坂周辺のオバチャンたち30名弱。カッパもドロドロでした。
二人だけなので 先に登らせてもらう。 
西赤石山山頂
初めての登山のようでしたので 記念写真。
「よう− 頑張った」

山頂に咲いているアケボノツツジも
もう終焉を迎えていて少し花びらを落としている。
今日 明日が 撮影の限界だったかもわからない。
  
新しい看板があちこちに立っている。ここは東山の看板があった
東山は この辺り一帯の事を言うのであって ピンポイントで
標高まで入れての看板は間違っていると思う。
銅山峰のツガザクラはまだ咲き始め
この株はその中でも一番良く咲いていたものです。
見ごろは 1週間後ぐらいだろうか?
暖かい日が3日も続くと 満開になるかも わかりません

歩数計 23118歩

記者の女性は始めての登山と言う事で どのコースを登るか?
いろいろ 悩みました。登りが楽なコースは
東平−ヒュッテ−銅山峰−西赤石 となるが 雨の日だから 
下りが危険になってくる。 逆に
東平−一本松−兜岩−西赤石山 となると 急登になり
体力が持つかどうか?
危険を回避して 体力勝負の 一本松コースを選んだ。

結果的に良かったようで 彼女の弱点は
「岩場に弱い」「下りに弱い」だった。
歯を食いしばりながらでも登る記者魂はあったようだ。
銅山峰ヒュッテにも用件があったのだが 時間も遅くなったので
「馬の背」経由で下山する。16時頃になって日差しが出てきた。
新居浜は11時ごろにはうす曇になっていたようだ