3日目     椹島ロッヂから千枚小屋へ    
2015/08/05
   
気分良く眠れた。朝食は5時から 登山だから食べれる時間ですね それもお代りが出来るのですからすごい胃袋だ。食堂はもう空いていた。早く発つ人は3時ごろ起きていた。 5時40分出発 南アルプス白簱史朗写真館の前を通過
5:47 林道に出る。 奥に進むと千枚小屋方面 中央の人物は奈良さん(仮名 奈良市に住んでいる) 日本百名山を登っている。40余り登り南アルプスは この行程が最後のようである。北の利尻岳と南の宮ノ浦岳は行った。
悪沢岳・ 赤石岳 ・聖岳と廻る予定で入山したが 後一つ光岳が残るので無理をしてでも登るようです.年齢は65歳 なぜかさわら島ロッジから一緒になった。
   
6:24 滝見橋 橋の袂に看板がある。
ここから橋を渡らず左に入るのだが 話に夢中になっていたのか 橋を渡って10分ぐらい行ってしまった。気がついて引き返したのだが20分余り時間ロスになった。いつもは念入りに準備してくるのですが 今回は物の準備と時間は充分下調べをしたが コースはネットから略図をコピーしただけだった。コースは念入りに調べたほうが良い事を学習
7:35 木々の間から山の稜線が見えた。荒川三山だろうか? 林道が隣に見える。これから時々林道が顔を出す。 千枚小屋まで通じているらしい。
皇太子さんが1986年8月11日、荒川三山を踏破・12日、赤石岳を登頂 その時に付けた林道とも聞いたが本当かどうか。
     
9:48 清水平に到着  今回の登山は水に悩まされることは無かった。小屋には無料の水があり自由に汲む事が出来た。 ペットボトル2本で充分まかなえるほどでした。ここで小さなアクシデント 同行の奈良さんと椅子に座ったのだが 私が立ち上がると椅子が倒れ二人とも投げ出された。 どうも天秤になったかバランスが悪かったようだ。 カメラも泥だらけになったが大丈夫なようだった。 木々の間の登山道なので展望はない
急登の道でもないので 歩きやすい。
12:01 駒鳥池 登山道の下に小さな池がありました。 ここから千枚小屋まで1時間の道標
   
お弁当にする。さわら島ロッジのお弁当だ。
おなかが空いていたので一気に食べた ザンネンな事に食べた後のケースはゴミになる。気のきいた小屋なら紙とか竹の皮に入れてくれる。カッターで刻んでゴミ袋に入れる。
12:52 トリカブト 樹林地帯を抜け 木々の背が低くなると植物が顔を出す この花も多く見られたが 名前がわからない
 お花畑
    
千枚小屋は 東海フォレストが経営している山小屋です。標高は2,565mにあり 営業期間は 7月中旬~10月中旬  収容人数は100名です。
 受付で宿泊料金を支払う。 登山小屋5500円 寝具500円 夕食2000円 朝食1000円 トイレ100円 合計9100円
後で弁当を頼んだがご飯がないと断られた。
荒川小屋で名物のカレーライスを食べようと思ったが 通過時間が早すぎるため取りやめることにした。
弁当券を奈良さんに譲ってもらう 1000円 
千枚小屋は新しい。3度も火災で焼失しているとの事。
1階 2階は吹き抜けで大きな木がふんだんに使われている 東海パルプらしい。3階は外階段から登れ 冬期の避難小屋になっている 奈良さんと隣になる。
13:09 千枚小屋到着 小屋の周りはお花畑になっている。ただし防獣ネットが張り巡らされています。
どこも鹿などの被害にあっているようです。
中野さんはテントを張っている。
    
小屋の外はフェンスで守られたお花畑です。 木で座るところが作ってあり 宿泊客4人で話した。
山に詳しく百名山は済まし150座ぐらいになる人が居た 外国の山も登り 今日は奥さんの百名山目の山 悪沢岳 に 付き合って登ってきたそうだ。
おめでとう!! 奈良さんが百名山を話すと光岳(てかりだけと読む)は 今回に行っておくべきだと主張した。
そのため明日私と赤石岳に行く予定が荒川小屋泊まりになった。 写真の人が奈良さん
17:30 夕食は食堂で30人ぐらいが食べられる  窓から富士山の一部が見えた。 ご飯と味噌汁はお代り自由 大きな声で「お代り」というと係りの人が来てくれる。
一斉にお代りをするから気の弱い人は気の毒だ。 隣の女性は なかなかありつけなかった。
18:46  気温は15度   明日の準備を整えて眠ることにする。
もう眠っている人もいる。
体の調子を整えるのが一番の仕事だ 本日の歩行時間 7時間29分 歩数計 25290歩
18:10 富士山撮影 多くの人がカメラを手にテラスに出てきた。
ダウンを来ている人もいる。気温が下がってきた。
18:45 中央に富士山が写っているが見えづらい。 富士山の右横から放射線状に陰が出た。
珍しい現象だそうだ。 入口付近で三脚と立てデカイ一眼デジカメで撮影している人がいた。
プロのカメラマンかと思えばアマチュアらしい