4日目     千枚小屋から赤石小屋     
2015/08/06
      

夜中に何度かは起きたが よく眠れたほうだと思う。 イビキにも悩まされなかった。 早い人はもう出発していた。
04:27 明るくなりました。 私はこのように富士山を見るのは初めてです。 北岳に登ったときは 朝は嵐でした。気温11度  寒くはない。 04:33 朝食は4時半からの順番でした。
夕食も朝食も 山小屋に到着した順に 番号で振り分けられます。 我々が最終組でした。
   
04:53 出発しました。 5時出発の予定でしたので 少し早い。 今日は 赤石小屋までの強行軍です。赤石岳に14時までに着かなければ 赤石岳避難小屋に宿泊します。そうなると 翌日はさわら島まで 一気に2000m下る事になります。 04:59 絵葉書のような富士山に 出会えました..。木々の間から朝日が見えるようになしました
。 私は ご来光には こだわりません。
05:15 奥の山頂が平に見えるのが赤石岳 手前が小赤石岳です。
 登る山が見えてきました。
   
すばらしい景色ですね。 左に富士山 右が赤石岳です。 50kmほど離れています。
      
5:26 千枚岳の山頂です。
標高は2880m。 千枚岳には三角点があります。
後ろに見えるピークが 悪沢岳。
千枚岳から見える富士山をバックに記念撮影。
お気に入りの1枚になりそうだ。
これから目指す悪沢岳です。
手前の丸い山が なんと見た目の通り丸山と言います
しばらくは お花畑の中を歩きます。
    
丸山に到着しました。 何人かの人が休憩していましたが 休憩なしで通ります。 しかしこの山 標高3032mです。 もう3000m越えました。 日本の標高・日本の高い山・標高ランキングがあります 3000mを越えている山が21座あります。3032mの丸山は除外されています。 主峰 悪沢岳のおまけのような扱いです。 岩の尾根を越えて登って行きます。
 岩尾根だから こんな富士山が撮影できました。
こんな構図も好きです。
6:40 悪沢岳  千枚岳を出発して1時間15分  夜明け前に出発した 中野さんにあった。 千枚岳での御来光を撮影したとの事。赤く染まった赤石岳が撮れたようでした。 中野さんのスマホで撮影してあげました。すぐにフェイスブックに投稿しました。
    
悪沢岳 (別名東岳または川東岳)標高3,141 m 日本第6位の高さである。 悪沢岳の頂上には、静岡県により「荒川東岳」の標識が立てられているが、 深田はあえてこれを「悪沢岳」と呼ぶことを推奨している 日本百名山にも 悪沢岳( わるさわだけ) と載っている 私も撮影してもらう 荒川岳に向かって足を進めます。
手前のピークが荒川中岳 奥が荒川前岳です。
中岳との鞍部です 標高は2900少しです。
悪沢岳3141mから下りました。
降りるとまた3083mまで登ります。
   
7:58 荒川中岳の避難小屋です。常駐の人が居ました。途中で会った夫婦はここで2泊したと言っていました。
見晴らしが最高の小屋だそうです。
中を見せて頂きました。 奥に管理人さんの部屋があります。 料金表があります。 素泊5500円 寝具500円 トイレ100円 レトルトカレー・牛丼・中華・親子丼 各1000円 カップ麺 各500円  消灯20:00 朝3:30までは出発準備できません。朝食5:00から 8:09 小屋のすぐ後ろが荒川中岳3083mです。
日本で13番目に高い山の山頂です。
避難小屋から近すぎるので 高い気がしません。
   
8:30 荒川前岳 標高3068mです
荒川中岳の付属の山 扱いなので 標高ランキングには載っていない 写真を撮ってもらった人が 青山(仮名)さん 後で名刺をもらった。東京 青山で会社を経営している。ちょっと見 うさん臭そうなおっさんだった。 少しの間 一緒に歩いたが よくしゃべるので 早めに歩いて 引き離した。
赤石岳を目指して出発です。
予定時間より1時間ぐらい早いので 気分も楽です。赤丸が荒川小屋。ここを通過します。 標高2615mなので、400mほど下り また登ります。
正面 一番奥に少し見えるのが赤石岳
左の人物が青山さん。
右の扉が獣よけの柵 通ったら必ず閉める
ここから お花畑でした。 
何処にも鹿がいるようです。3000mの尾根には 食べ物がないのでいません
   
天空のお花畑。
色とりどりに咲き誇る高山植物を見ながら 下っていきます
9:35 荒川小屋。カレーライスがおいしいと評判。
朝の掃除や布団干しなどで忙しそうでした。 奈良さんと宇部から来た人は ここでの宿泊です。ここからも富士山が見えるのですが ザンネン見えなかった。
3分下った所にある水場 青山さんに「お土産にするぐらい美味い」と聞た。
青山さん ここで さよなら・・・・ 先に出発する。
   
荒川小屋と後方の山が荒川前岳 中間に斜めに登山道が見える
斜面を横切るように登山道が付いている
10:41 大聖寺平 2724m 大聖寺平から 小赤石岳の肩(約3000m)までは、砂・礫の急登 11:32 お弁当にする 千枚小屋のお弁当です。 紙の袋に入れていました。おにぎりはラップで包んでいます。 食べた後のゴミ処理に助かります。プラ容器だと かさばりって困ります量も結構ありました。ごちそうさまでした。
   
11:59 小赤石山頂です。 3081mありますが 標高ベストには入っていません。 赤石岳の付属の山扱いです。
もしランクに入るのであれば荒川中岳に継ぐ 日本で14位 御嶽山より上にランクされます  
小赤石から赤石岳までの間にある分岐です。赤石岳に登ったらここまで引き返して ここから下ります。荷物は置いて行きます。 私は小さなナップサックを持ってきました。 水とレインウェアーを入れています。 残したザックにはザックカバーをかけました。ほとんどの人は手ぶらでした。 赤石岳が顔を出しました。 霧が上がってきて 見通しが悪くなりました。その分涼しくなって歩くには 最適です。
   
12:29 赤石岳山頂です。
日本で7番目に高い山。日本百名山のひとつ。 山頂には一等三角点(点名が「赤石岳」)が設置されており
一等三角点としては最高所のものとなっている。 日本国内では最南端の氷河の痕跡がある。
ライチョウの生息地となっている 奥に 見えるのが赤石岳避難小屋です。
しばらくすると あの青山さんがやって来ました。写真を撮ってもらう。 
うまいじゃん!!。 彼は百軒洞山の家まで行きます。 バイバイ
   
赤石岳から降りてきました。 ガスがかかって来ました。雨雲のように黒くはありません。 何人かすれ違いました。一人登ってきています。 ザックは3個ありました。
3人は手ぶらで行ったようです。この10分後 土砂降りの雨になります。ザックはビショ濡れになったと思われる。人は 赤石避難小屋に逃げ込んだ かな。
赤石小屋には降りてこなかっ
ザックを背負って10分ぐらいで 雨が降った。
「ぽつり」と来た時点で急いで レインウェアーを取り出して着込んだ。 大降りになるまでに 準備ができ
た。 以前にゆっくりして 少し濡れた経験がある。 空は真っ黒ではないが 雨が強い。
少し降りると もう沢の水が溢れていた。 木のない所の沢は急激に水が増える。
いつもは水の流れ
ていない所だろう。 もっと激しく降ると渡れなくなる。
左奥に見えるのが赤石岳 ザックのあった分岐から 1時間降りてきた。沢の溢れる心配がないのでゆっくり歩く   夕立だったの
で 雨が止んだ。 沢の水が目につく。
14:43 富士見平 ゆっくりしたいのですが 山並みは雲があって 美しくない。 レインウェアーを着ているが 汗で少し蒸れている。木々の下を通る ので脱ぐことが出来ない。 15:47 赤石小屋到着。予定より17分遅れ。 夜明け前に出発した オバチャンが賑やかに雑 談中。 雨が降る前に ここまで降りてきたようだった。 追いつく予定が、離されていた事になる。恐るべし。
赤石小屋も東海フィレストの経営する山小屋です。
収容人員が100人。
料金を支払う 宿泊費5500円 寝具代500円 
夕食2000円 朝食1000円 トイレ100円 合計9100円
割り当てられた場所に行くと布団がない。フロントに言うと「更衣室の横で良いですか」と案内される 二階の屋根裏部屋です。
カーテンの仕切りがあり その隣が空いていた。後でわかったが特等席だった。隣がヒロデン(広島電鉄)の募集のツアー客 運よく1つ空いていた。
隣を よく見ると 1間に布団3枚 私は2枚 断然広い。
写真一番手前が私の場所。
毛布が2枚と寝袋 寝袋だけで暑いぐらいだった。
     
ロビー付近 手前は談話室 東京のツアーのミーティング中。昨日は荒川小屋。その前は千枚小屋。10名の団体。 その奥は宿泊者。とても狭い。その奥が食堂。 食堂は30人ぐらいが食べることが出来る。
私は最後のグループだったので空いていた。
外の気温は17度 
標高が2500mほどありますが気温は高めでした。
味噌汁とご飯はお代り自 由
食った 食った 食ったあとは寝るだけ
   ぐっすり寝た