小箱越・ハネズル山 | . | 2020/06/02 | . | ||
別子銅山を調べていると掘出した銅を大阪に送る道がある 一番最初は別子山から天満(土居)の港に運んでいた この時に通ったのが「小箱越」何度も行っているが 文献に城師からも道があったとある。 城師からの道は 今はないようなので 近くの寺野登山口から登った。 ハネズル山はマイナーな山なので登山道は地図上にはあるが 獣道状態の所もあり、ピンクや赤のテープが頼りになる。 ショートカットをするときは、自分でテープを付け 帰りにすべて外して帰った。 小箱越 昔は何十人と銅を背負った仲持ちさんが 通っただろうが、今日は誰にも会わなかった。 小鹿が一匹 道を横切った。 |
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コースタイム 寺野登山口 8:27 3時間5分 ハネズル山 11:32 13分 小箱峠 11:45-12:24 38分 峨蔵越分岐 13:02 32分 小箱峠 13:34 15分 ハネズル山 13:49 6分 三角点 13:55 1時間40分 寺野登山口 15:35 |
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寺野登山口。 | さー行くぞ | ||||
登り始めは急登 | アオテンナンショウ | ||||
ショートカットをする 迷うといけないので紙テープを付けながら登る。帰りに外す。 ショートカットの道がもう少し上部にあったようだ |
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ハネジル山 山頂は展望がない | 尾根道 | ||||
大きなぶなの木 | 下から見上げる | ||||
水が溜まっていた | 作業小屋? | ||||
前回もあった 住友林業の看板 | 看板を取り付ける 次回はもっと大きいのにしよう | ||||
小箱越 | 小箱越 | ||||
20120610の 小箱越 | 第一次泉屋道 | ||||
第一次泉屋道 | 第一次泉屋道 | ||||
分岐の道標 竹が枯れ見晴らしが良い | 20120610の撮影 竹が茂っている。 | ||||
今回はここまでとする |
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ハネズル山の三角点 | 看板が木に打ち付けてあった | ||||
ギョリンソウ | 無事下山 |
このコースを検証する
別子銅山 合田正良著 74ページより 天満、浦山、小箱、城師、肉渕、保土野、旧別子 銅山を結ぶ第一期の輸送路あらまし 元禄4年別子銅山開坑後元禄15年までの間、その輸送路は天満の海岸から現在の国道11号線まで4.1キロメートル、土居神社の西側を南進して山に入り昔の浦山村の河内、大屋敷を経て岩原野部落の下部浦山川に沿って、中之川を通過し小箱峯を越えて、多良津川の源流地点まで約12.2キロメートル、そこから多良津川に沿って伊予三島市の城師に下り、ここから戸女、成、東宮、小美野、肉渕まで里程5,9キロメートル(肉渕から上方の山路に入り芋野を経て小箱峯を経て浦山に向かうコースもあった)。 |
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合田正良氏の第一次泉屋道は Aの肉淵から Cの城師を通過 山道に入り Eの小箱越に出る と記されてあります。A・B・Cの道はこのコースもあった と サブの道のような書き方です |
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時間的にどのくらいの時間がかかるのか検証して見る。 (登山は私の歩いた時間 平地は時速4kmで換算する) ABCのコース A〜Bは道がなく今は林道になっている。昔の道で距離計測すると約3kmになる 45分 ただし なだらかな登道なので1時間と見積もる。 B〜Cは1時間30分 合計 2時間30分 ACEのコース A〜Cは上記地図計測で4,6km 1時間10分 C〜Eは道はないため 今回歩いたD〜Eの時間を当てはめる。3時間20分 合計 4時間30分 |
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私の考え 合田正良氏はC〜Eの道が第一次泉屋道と記しているが 2時間も余分にかかる上に 銅山川を標高差50m下る。少しでも楽に運びたい仲持ちさんは、こちらは選ばないだろう。 D〜Eも急な登りが多く、B〜Eの方が楽である。 ただし A〜Eは谷が多く 大雨などの災害時には避けた方が良いかもしれない C〜Eは尾根道で谷は全くない。が、給水も出来ない。 |