1日目   九合目まで 

   2日目   登頂 下山
           .
2012年8月1日出発  8月3日登頂
  
ここ最近 8月6日の誕生日の周辺に 3000m以上の高い山に登っている。
2009年富士山 2010年奥穂高・前穂高 2011年北岳・間ノ岳・農鳥岳
今年は「妻が富士山に登りたい」と言うので 二人で登ることにした。
  
  
富士山に登るには 富士宮ルート/須走ルート/御殿場ルート/吉田ルートと 4ルートある
夜行バスは疲れるから 寝台特急「瀬戸」で行くことになった。
東海道本線「富士駅」で下車 そうすると 富士宮ルート となる
5月8日 富士宮ルート九合目の「万年雪山荘」に宿泊予約をする
6月中旬 JTBにJRの切符の申し込みをする        .
    7月29日 台風10号発生 8月1日6時の台風位置  富士山は少し離れていますが雨か霧の予報です。

              

 2012/08/01 

 .  坂出着 21:43
新居浜駅 新居浜駅発  20:42 いしづち32号

坂出発 21:45 サンライズ瀬戸 シングルツイン 14号車

坂出駅で乗換え

東京まで行く電車です

2階建て 階段
サンライズ瀬戸は四国エリアと東京を結ぶ寝台特急で
「サンライズ出雲」を岡山で併結して運転しています。

車内は住宅メーカーと共同で設計し、木の温もりを
生かしたインテリアに統一。

寝台は全て個室で、サンライズツインや
シングルデラックスなど設備も多様です。

我々はシングルツインに乗ることができました。
シングルデラックスで申し込みをしたのですが
予約が取れませんでした

まくら元には照明、FMラジオ、目覚まし時計、暖房、
非常ボタンなどスイッチ類が設けられていて、
寝たままの状態でたいていのことができように
配慮されています。


2階の廊下
   

ドアロック

2階のベット カーテンは
電動で開きます
2段ベットです シングルの個室

 2012/08/02 

サンライズ瀬戸
坂出 21:45
児島 22:01
岡山 22:33
姫路 23:35
三ノ宮 0:13
大阪 0:34
静岡 4:40
富士 5:10

東京 7:08
  . 坂出駅での乗換え時間は2分
同じホームでしたが走った。
夜の瀬戸大橋を堪能して 岡山へ
出雲を連結するために10分停車
大阪まで約2時間は眠っていた。
がその後はなれない環境のためか 
眠れない 
夜が明け5時過ぎ 富士山が見えた
寝そべって見る富士山は また格別
5:10 富士駅で下車 
  2012年8月2日、5:02  寝そべって富士山が見える いい気分!
  
登山バスの発車まで
50分ぐらいあった
持ってきたおにぎり
弁当 サンドイッチ等で
朝食をとる
富士着 05:09着 降り立ったのは我々2人だけ 6:38 富士宮着 JR身延線 富士宮駅
  

富士宮発 7:38 の富士登山バスで五合目まで
往復3000円 片道1970円 片道切符にしました。
下山したとき時間が無かったらタクシーに・・・・・
50分あまり エンジンをいっぱい吹かして
登る 登る ぐんぐん高度を上げていきます
乗客は10人余りでした。

富士宮口五合目 8:50分 予定どうり到着
路線バスの停留所です。
観光バスは別の駐車場です。
すぐ上に富士山が見えます。
八合目ぐらいまで見えるそうです。
気温は27度 暑くはない。
富士山を見つけに
駅の歩道橋の上 ビルの間に富士山を発見
  

下にはトイレ・売店・食堂など
施設があります。吉田口と違い
規模は小さく 人も少ない。
団体さんが来ると出発準備の
人でごった返します。
売店に荷物を預けました。
1個1000円です。
準備万端 出発です 
ちょっと眠いが 体力的には大丈夫です。
標高2400m 石鎚山より400mも高いところが登山口です
2012年8月2日、10:15 予定より15分遅れの出発です。
  

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  六合目へ −−−−−−−−−−−−−−−−−

お母さんと小学4年生の子供に出合いました
(ピンクのザックを背負ってのがお母さん 
  この二人は後になったり先になったりしながら
  帰りのバスまで一緒だった。)神戸から来てた
荷揚げ用のブルドーザーの道が平行して走っている。
ここまで来ると高い木は見あたらない。
先の方に団体さんが連なっている。
30人余りいただろうか プリンスルートで宝永山に向かった。
(2008年8月、皇太子殿下が富士山に初登頂された
ときのルートが「プリンスルート」と呼ばれている。)
0:47  六合目の「雲海荘」に到着
登山口から28分 予定どうりです。
標高は2490m まだ90m登ったにすぎない。
五合目から山頂までは1376mあります
休憩なしで登ります。
  

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  新七合目へ −−−−−−−−−−−−−−−−−

前を行くオレンジのザックの
子供は小学4年生 その前の
子供は 何歳でしょうね?
まだおむつが取れてい
ないような歩きです。
親子で登山する子供を見かけ
ます親のわがままで登っている
子供はかわいそうです

12:39
妻が頭が「ふらふら」すると言う
大変だ 高山病だ 
夕べの寝不足が原因だろうか。
少し歩いては石に座るようになる。
「どうする。引き返す?。」
「行けるところまで行く せっかく
ここまで来たのに!」
新七合目がすぐ上に見えるのだ
が なかなか足が進まない。
妻のザックも背負って登る事にした
富士山 遠くから眺めると
なだらかな稜線ですが 
実際登ってみると けっこう
きつい勾配です。
登山道は砂礫の斜面が多く
滑りやすい。
火山岩がごろごろしているので、
蹴り落とさないように注意が
必要です。気温は21度 
   
12:48 新七合目到着
御来光山荘(標高2780m)
御来光山荘はまだ建物が
きれいです。
多くの人が休憩しています。
お腹がすいていたので昼食にする。
メニューは
日替わり定食1200円 
カレーライス1000円 卵丼1000円
チャーハン1000円 カレーうどん1000円
うどん800円 カップラーメン600円 など
高いのは承知です。
カレーライス 2つ注文する。
市販のレトルトカレーだった。量は少なめ。
     私はお腹がすいていたので 元気が出でました。
妻は残さず食べたが 高山病は治らず ふらふらするらしい。
ザックの中身を入れ替え 重たい物は私の方に入れ替えました   新七合目で33分の昼食・休息でした   13:21 出発
  

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  元祖七合目へ −−−−−−−−−−−−−−−−−

新七合目の次は元祖七合目 ??
地図では1時間の道程。
高山病の妻はどのくらいで登れるでしょうか?
   
  
石がゴロゴロ転がっています
大きな石にペンキで矢印を描いています。
両端にロープが張っていますので
このペンキは不要です。
親切心で書いたのでしょうが もう少し考えてほしい
元祖七合目・山口山荘は、天気の良い日には
赤い布団を干しているのでよく目立ちます
妻の高山病は相変わらずで 
休憩の時間が多くなります。
ザックは私が持つことになる。
まだバスの停留所が見えます
植物もだんだん少なくなってきました。
15:20 元祖七合目・山口山荘に到着
新七合目から約2時間かかりました
妻はベンチに腰をかけるなりすぐ眠ってしまいました
よっぽど眠たかったのでしょう。
気持ちよさそうです。雲の上でのお昼寝です。
日は差しているが暑くはありません。
気持ちよさそうに眠っていましたが
32分の休息で出発しました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  八合目へ −−−−−−−−−−−−−−−−−

15:31出発です 八合目までは1時間  尖がって見えるのが八合目です。
13:20 の予定でしたので大幅に遅れています。
高山病も忘れるような景色です。
     
多くの登山者たちが登っていきます
ほとんどが追い抜かれた人でしょう
ゴツゴツの火山岩は歩きづらい 山が高くなるにしたがって休憩が多くなる。
時間を短くして 頻繁に休む
      
 16:51 宝永山がきれいに見えます  宝永4年(1707)大噴火で誕生した、富士山最大の側火山である。標高は2,693 m。
この宝永の大噴火以降は噴火していないため、この宝永山が富士山の最新の側火山になる 最近噴火説が賑わっている
元祖七合目から1時間30分ほどで登って
きました。 
頑張ってくれたのでしょう。
「夜道でも歩いて雪山荘まで行く」と
言っていましたので この調子で登れば 
ヘッドライトをつけなくても
九合目に着けそうです。

10分足らずの休憩で出発
17:02 八合目(3250m)到着 やれやれ 記念写真

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  九合目へ −−−−−−−−−−−−−−−−−

17:10 出発 九合目まで45分のルート 急勾配の岩場が始まります。
左手に大きな鳥居がある
17:30
万年雪が見える 気温はぐ〜と
下がって14度 歩いていても寒い
ウィンドブレーカーを着る
17:42 影富士が見え始める。夕焼けが始まる。宝永山・八合目が見える 遠くに見える山並は伊豆半島だろうか? ゆっくり眺めていたいが時間がない。
    

18:03 二本の柱が立っている。
何かと思ったら 鳥居の跡だった。
白い雪があるところが万年雪山荘 
もう ひと頑張りだ。
登山者がほとんどいなくなった。

18:22 あと1歩で 
九合目の万年雪山荘だ。
八号から1時間11分。よく頑張った。
行倒れにならなくてすんだ
18:09 影富士が見えた(影富士は朝日や夕日を受けて富士山の
美しい形がすそ野に影となって映ることを言い表している。)
   

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−  九合目 万年雪山荘 −−−−−−−−−−−−−−−−−



上 夕食のカレーライス
まさか夕食もカレーとは思わなかった
我々が遅かったから 夕食が売切れて
カレーになったのかと思ったがいつも
カレーのようだ 「すぐ出来ます」と
言うので見ていると ご飯を入れて
レトルトパック1袋を2つに分けて 
出してきた。 北岳・穂高では考えられない
簡単な夕食だった おかずはない 水あり

下 朝食
小屋で食べても、もって行ってもいい様に
パック入り。食堂に座ってみたが 喉を
通らなく持って行くことにする。
18:50 万年雪山荘 食堂風景 
19時オーダーストップのため 何とか
食事にありついた。
カレーライス1000円 みそラーメン1000円
山小屋の値段は同じような金額です
        
万年雪山荘  定員300人
18:22到着 すぐ受付でチェックイン
宿泊料金(2食付)1人7000円を支払い
夕食券と朝食券をもらい
部屋に案内してもらう。下の部屋
夕食後もさほど時間が無く20:00消灯
隣は子供を含む4人組 12時ごろ見たら
もう出発したようで誰も居なかった。
8時なんて眠れるものではない。学生
だろうか話し声・笑い声が12時ごろまで
続く 2時過ぎが一番賑やかだった。
話し声・廊下を歩く靴音・など真夜中とは
思えない。眠れない。

「万年雪山荘」の評判がよかった
登山してるベテランの人は「水はもらえる」
「いつでも泊めてくれる」など  でも
水を貰えなかった。

夜は冷え込むと思いヒートテックのシャツ
とタイツを着込む。掛け布団がいらない
ぐらい暖かかった。
19:12 月が昇りました 街の灯が灯る 山小屋の夕焼け 気温6.5度
   
夕食後 荷物の整理 この部屋で6人が寝たに
ふとん4つにまくらが7つありました
2日目   登頂  下山へ
  

明日に備えて 8時消灯です。    



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