富士山       . 2014/07/28
   から
2014/08/01
    .
      7/28 出発
      7/29 東京観光  富士五合目
      7/30 富士山 八合目まで
      7/31 富士山登頂
      8/1  帰宅まで
      
‎      2014‎年‎87月‎30日、‏‎4:48   富士山五合目  小御嶽神社付近から
    
   - - -- - -- - -- - -- 五合目の日の出  - -- - -- - -- - - - -- - -
4:30頃 起床 前日はバスだったので眠れてなく 疲れていたのでぐっすり眠れた。 リンとレイヤを起こし 日の出を見に行く。
薄明るくなった方向に向かって歩いていると、ツアーの客が 二人のガイドさんに先導されて、日の出を見にきた。
使われなくなった建物の非常階段の鍵をあけて 階段を登って行く。
「よかったら どうぞ!!」。願ってもない言葉。一緒に居た旭川から着たご婦人と、一行に加えてもらい 3階の屋上にでる。
まさに 日の出の直前だった。
やがて 雲を赤く染めながら、大きな太陽が顔を出す。
ゆっくり ゆっくり 登るのだがガイドさんの音頭で 「バンザーイ」。普段やらないことも この感動に 声が出る。
「じいちゃん 手のひらの朝日を撮って」意外な構図を注文してくる。
富士山も少しだけど 赤く染まっている。「今日は八合目まで 行くからな」

● 「日の出」と「御来光」の違い   「御来光」は山の山頂で見る太陽が昇る様子である。それ以外で太陽が昇るのは「日の出」
     
   - - -- - -- - -- - -- 六合目まで  - -- - -- - - -- - - - -- - -
  
宿泊先の「みはらし」で朝食。腹 いっぱいにして 宿を出る。富士山は アルプスと違って食事のものすごく悪い所だ。
野菜・果物・肉 は まず出ない。カップ麺か レトルト食品(ほとんどカレー)。富士山登山の前にカレーは食べないこと。
ライブカメラ発見。富士山五合目の様子を24時間中継しているサイトがある。出発前に良く見ていた。混雑具合や天候を確認していた。
   
7:50 予定通りの時刻に出発をする
天気は良い。水も各自 ザックに詰めた。
最初はゆっくり 下る。??登るんじゃないの
と思うが道は 下っている。なぜなんだろう。
泉ヶ滝からは 登りの道になる
   
← 8:47
六合目に到着
ガイドブックでは1時間10分のところを
57分で歩いた。「こんなはずはない」
と思うほど 早い。
上の方に 今夜の宿泊地 8合目が見える。
8:26 登り始めてまもなく バスで同席したモーリシャスの娘さんに会った。  彼女は私たちが寝ている間に山頂まで行ってきた。
御来光も見た。もちろん寝ていないと言う。  疲れた様子で降りてきている人が多い中 とびっきりの笑顔で写真に収まってくれた。
残念ながら 名前も聞いていない。
   
   - - -- - -- - -- - -- 七合目(東洋館)まで  - -- - -- - -- - -- - -
六合目に止まっていた救護車が動き出した。
人が通れないブルドーザー道を登っていく。
揺れが大きいので 乗っている方も大変だ。
人を乗せた 馬が降りてゆく。
7合目までは馬で登り降り出来る。
片道14000円です
9:26 朝の登山道は ガラガラだ!
広い道は貸しきり状態で登る
   
隣のブルドーザー道を物資のブルが
荷物を満載にして登っていく。
スーパーで80円のペットボトルのお茶が
500円で売られる訳だ。
富士山でもっともよく見かける花である。
乾燥した荒れ地に強いので、森林限界付近は
もちろん、かなり上でも見ることができる。
10:47 最初の山小屋 「花小屋」に到着
標高は2700m。
ラーメン・うどんが800円となっている。
   
多くの登山者が休む。
白い杖を持っているのは外国人。
気温は18度
日差しはキツイが あまり汗はかかない。
もっとも 一番足の遅い人に
歩くスピードを合わせているので 私には超ゆっくりだ
ここから 登山道は溶岩の上を歩く。
急な傾斜の道になる。渋滞の起きる場所だ。
   
11:16 七合目日の出館

日の出館を過ぎた頃には
眼下に雲が広がる。
富士山は晴れていたが ふもとは曇りだった様だ
11:24 七合目トモエ館
      
11:24 トモエ館に到着。
五合目を出発して3時間30分 
妻が高山病になるのであれば そろそろ症状が出る頃だ
昼食にする。 メニューは豊富だが 食べるものが少なく
値段が高い。富士山は売り手市場のためだろうか
何処の山小屋も 同じようなものだ。

きつねうどん(カップうどん)600円を注文

スーパーで100円ほどで売っているものに
お湯を注いで はい 出来上がり。
富士山 沸点が低いとは言え 生ぬるいお湯を入れたのか
いつまで経っても 麺がほぐれない。
まずい昼食になった。
    
   
火山岩の上を歩く。
四国では味わえない登山です。
岩山は有っても 全く地質が違う。
12:21 トモエ館到着 2790m
看板の下に「本日空室あります」の文字
「世界遺産になってから登山者が少なくなった」
と山小屋の人が言っていた。
H24 318565人  H25 310721人と統計がある
あまりひどい落ち込みでないが 
宿泊者が少なくなったのだろうか。
12:36 富士一館 2800m
七合目から八合目にかけて山小屋が多い
記念写真を撮った。なんと初めての集合写真だ。
   - - -- - -- - -- - -- 宿泊 白雲荘まで  - -- - -- - -- - --  - -
ガスが出たかと思うと また 一瞬にして消える。 登っているのは 我々だけ のような気分 富士一館を出発して 30分足らずで
鳥居荘に着く ここは標高2900m
    
13:01 鳥居館
妻の高山病はまだ発症していない。
前回は2700mあたりだったので 
今回は大丈夫なのだろうか?。
13:21 東洋館を通過 標高3000m
溶岩登山道の登りがまだまだ続きます。
幸いなことに登山者が少ない。
妻には 酸素が薄いのがわかるようだ。
少し歩くと 息切れがする。
5時間も登っているので 足が上がらない と言う。
あと200mで 今夜の宿泊地に着く
時間も充分にあるので ゆっくり登ることにする。
12:35 富士一館
2010年に全館リニューアルを施し、綺麗で
清潔かつゆったりとした環境を整えております

戸、窓などサッシュが目についた。
   
植物もまばらになってきた。
背の高い植物はない。
青空が気持ちがいい。
真夏ですが 気温が低いし 湿度が
少ないのか 四国の山のように 汗はかかない。
太子館でカウンターを発見。
ここで登山者数をカウントしています。
富士山4ルートとも八合目でセンサーを取り付けて
登山者数を管理しているようです。2013年の数字で
吉田ルート  179,720
富士宮ルート 76,784
須走ルート  36,508
御殿場ルート 17,709
4登山道の登山者数の合計が最大だった日は、7月14日(日)の10,040名
となっています。
   
14:30 太子館 標高3100m
聖徳太子が登った時、休憩した場所
といわれています
14:51 蓬莱館到着  3150m
次の山小屋が宿泊地だ。休憩時間が長くなる。
モデルさんのような女性を発見。
妻に内緒で 鼻の下を長くする。
前に進まなくては 山頂につかない
一歩づつ登っていれば やがて たどり着く
   
えらい 色の 白い ぼうや だ事
15:19 もう少しだけど・・・・・・。
なかなか 前に進まない。
我々だけではない 他の登山者も足が止まりがちだ。
15:42 白雲荘
15:42 白雲荘に到着。 
今日の歩数 16575歩
五合目からの時間 6時間55分

時間的にも体力的にも 白雲荘がぎりぎりの所でした。
   
   - - -- - - -- - -- - -- 白雲荘 -- - -- - -- - -- - - - -- - -
山伏の一行 15人ほどが居ただろうか?
ほら貝を鳴らしながら 登っていった。
室外の気温12度 
寒くは感じませんね。
珍しい虹?を発見 時間17:43
太陽の沈んだ方向に 沈んだ後に見たので
虹では無いかな? 光の屈折による現象かもわかりませんね。
   
1ヶ月前に電話で予約している。 チェックイン
山小屋は到着の順番に寝床を割り当てる所が多い。
早くチェックインすると 良いとは限らないが
奥のほうの部屋が割り当てられ 比較的静かです。
「白雲荘」は24時間営業で ひっきりなしに
登山客が来る。2009年にツアーで来たときは
22:15到着 仮眠 起床0:00

フロント(入り口)で名前を告げるとリストに入っていた
宿泊費を支払う 1泊2食@7500
小屋の説明を聞いて寝床に行く。
梁で頭を打ち付けながら(わかっていてもゴツン)
一番奥の寝床に着く。先客は5人ほど。
身動きが出来ないくらいで寝袋が並んでいる。
五合目と比べると雲泥の差だ。
   
まだ 使っていない 1階の部屋の寝床を見た。
毛布1枚に二人 山小屋では良くある光景ですが・・
一人登山なら 横には 他人が寝るのですよ。
異性ではないようにしてくれますが だれが来るか
わかりません。
天井も低いですね。疲れているから 
イビキもうるさいでしょうね。
18:45 夕食 
「ご飯ですよ」お声がかかりました。
入り口が食堂 兼 広間 兼 ?? 
アルプスの山々の小屋なら食堂は別にあるのですが
人が多く 客室になっているのでしょう。
夕食は お決まりの カレー
20:20
20:20 寝床で一休みして 夜景と夜空を見に 外に出る。
小屋の前の広場は相変わらず登山客が途切れない。
夜景が見える。手前に見えるのは 登山者のライトだ。
今から登頂すると御来光には時間がありすぎる。
どこかで仮眠をするのだろうか?
   
 20:20
気温は10度 少しすると 寒さが身に染む。四国の真冬の気温だ。夜空は・・・・。
星が出ているが 期待したほど 数か見えない。
山小屋の明かり 街の明かりが 邪魔をする。
    
  
夕食は4時と聞かされた。
「団体さんが来るので 今から食べてくれ」と言う。
何とか交渉して 6時にしてもらう。
大きな山小屋なので 団体優先のようだ。

時間があるので 外に出る。
気温 12度 ヤッケを着るほどの寒さではない。
山伏の一行 10人余りが ほら貝を鳴らしながら登っていった。
登山道を眺めると六合目まで見える 絶え間なく登って来ている。

登山道であった モデルさんのような外人さんのカップル
私の 隣の隣の寝床でした。この男性のイビキがうるさかった。
イビキは 全世界 共通か?
八合目の白雲荘の夜は寒くはなかった。
寝床は快適とは言えないが 山小屋はこんなもんだ。