最初に  出典は 下記の資料である。
   旧端出場発電所 設備概要と解説 2011年3月31日改訂
   私の見聞した別子銅山 
   端出場発電所を語る―学習大学講演テキスト 
   端出場発電所を考える
   電力土木木者の語る端出場水力発電所  平成25年10月
   別子銅山の近代化を支えた端出場水力発電所(新居浜市 別子銅山文化遺産課)
  
別子銅山の動力は「人」「牛・馬」「蒸気」「電気」と移り変わっていった。
生産を上げるには電気が必要不可欠となる。
明治30年(1897)11月 端出場火力発電所が完成 60kw
明治35年(1902) 8月 落シ水力発電が完成 90kw
明治38年(1905) 3月 新居浜火力発電所完成 360kw
明治45年(1912)5月13日 端出場発電所運転開始 3000kw
端出場水力発電所は 別子銅山の新たなる歴史の始りになった。
 
費用明細
項目 金額 換算 詳細 金額 換算
水路費 246380 9 日浦側 24880 0.9
横水路 200000 7.2
水管 215000 7.8
発電所 672000 24.5 水車・発電機・鉄管 609000 22.2
家屋基礎費 35000 1.2
配電所費 86000 3.1 変圧器・変電盤 61000 2.2
電線路 25000 0.9
総工費 1029380 37.5
金額は当時の金額です。 換算は2022年に換算しました。単位は億です
  
現在の新居浜市の水力発電所   参考 端出場 4800kw
東平発電所 20000kw
山根発電所 6700kw
小美野発電所 1000kw
別子山発電所 71kw
    この発電所に注目  なんと71kw