この「上部鉄道」のホームページにを作成したのは 2011年11月である。
 それから 少しのメンテナンスをしたが、内容的に古くなった。
  リニューアルしたいと思うが 取材は命がけの山の中だ。
 
 とりあえず 古いホームページを引き継いで 徐々に 新しく替えていきます。

  10年前は若かったから、思いついたらすぐ行動していたのだが
    よっこらしょ

部鉄道へのアクセス
  マイントピア別子 →登山(2時間)    → 東平 →登山(1時間半)→角石原
            →タクシー・自家用車→ 東平
   東平までの車道は冬季閉鎖になります。
上部鉄道は、延長 5532m  
1893年(明治26年)8月に完成した日本初の山岳鉄道である。
1911年(明治44年)10月7日の廃止まで18年間使われていた。
 
上部鉄道で走っていたと言われている別子1号機関車。山根の大山積神社の境内に保存されている。
参考
坊ちゃん列車は明治21年に松山-三津間で鉄道開業。四国初の鉄道であった。 現在の伊予鉄高浜線と思われるので地図で図ってみると市駅-三津間で6360mだった。
上部鉄道と同じドイツ・ミュンヘンのクラウス社製の機関車

 (国鉄新居浜駅は、大正10年 国鉄松山駅は昭和2年に完成)。
上部鉄道は1911年(明治44年)に廃止されていた。いかに早く走ったかが分かる
角石原停車場(標高1100m) 一本松停車場(標高950m) 石ヶ山丈停車場(標高835m)
歩くと平坦な道ですが 線路が在ったと思うと なんと急勾配の線路だったのだろうと思う。
また 標高1000mもの山中に 約5.5kmの線路を敷く工事を 1年3ヶ月で完成させている。
 これらのことを踏まえて 上部鉄道を歩くと また違った見方が出てくる。
角石原 0
葡萄谷 437
下柳谷 772
千人塚 1,296
桜谷 1,488
唐谷 1,685
裏谷 2,277
七釜谷 2,580
一本松 3,114
第二岩井谷 3,442
第一岩井谷 3,582
紫岩 3,994
切り通し 5,223
地獄谷 5,322
石ヶ山丈 5,397
上部鉄道には駅が3つありました。
 角石原 一本松 石ヶ山丈 です。
  正確には「駅」ではなく「停車場」です
線路は等高線に沿って敷かれてありましたが 
5.5kmの間に265m下っています。
この間に22箇所谷を渡っているようです。
煉瓦積みの橋台は私の眼を釘づけにし
手はカメラのシャッターを押し続けました。


角石原からの主なところまでの距離を出してみました。
   上部鉄道の延長は5532mですから この距離表は135m
   短くなっています。
   Webの地図をパソコン上で計測をしたので少し近道を
   したのかもわかりません。参考までにしてください。